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防水|ベルックスの仕事

「水を治めるものは、天下を治める」という言葉がありますが、
天下を建物に置き換えても、同じことが言えます。
あらゆる建物にとって水は不可欠な存在ですが、
建物の老朽化に最も大きな影響を及ぼすのも水です。
たとえ高度情報化に対応した最新のインテリジェント・ビルであっても、
まずは“雨露をしのぐ”ことがメンテナンスの基本です。
水の侵入や透過を未然に防ぐことが、建物の機能と資産価値を守ります。

「防水」の色々を、材質・工法別に…。

ベルコート(ポリウレア)防水 施工箇所:薬品工場、屋上、床など

ポリウレアと、ポリウレタンのハイブリット原材料を採用した超速乾防水工法。 秒単位の硬化時間が、劇的に工期を短縮し、年中無休の現場にも対応します。

化学反応が素早く、触媒を必要としません。また、化学反応や加水分解反応に対する耐性がすぐれています。

実例画像01|ベルコート(ポリウレア)防水 実例画像02|ベルコート(ポリウレア)防水実例画像03|ベルコート(ポリウレア)防水
       某学校屋上施工後          工場排水処理ピット内施工後       ジェット吹付け施工風景

アスファルト防水(密着) 施工箇所:屋上、浴室など

防水に関する他の工法に比べると、圧倒的な実績を誇り、工法自体には30〜100年の実績があり、信頼性は抜群です。

実例画像01|アスファルト防水

   屋上アスファルト防水施工中

 

実例画像02|アスファルト防水

   屋上アスファルト防水施工中

 

実例画像03|アスファルト防水

      施工中

 

何層か重ねることで、人為的な作業ミスを未然に防ぐことができます。
アスファルト防水は、大きく分けて2種類に区別することができます。

100年近くの実績があります。数枚重ねることによって堅牢性が高まります。
2〜4枚のルーフィングを溶融アスファルトで重ね貼りし、最後に砂付ルーフィングを張り、
トップコート仕上げを行います。また、砂付ルーフィングを張らず、
防水層の上に“抑えコンクリート”がくる場合もあります。

合成ゴムや樹脂をアスファルトに混入して耐久性等向上させたものです。
臭気や火気の問題は少なくなり、改修工事に向いているといえます。

溶融したアスファルトを使わず、

トーチバーナーで密着させる工法です。

自着層があり、粘着層で密着させる工法です。

 

火気を使用せず、コテで簡単に施工できます。

塗る工法なのでジョイントがありません。

シ−ト防水 施工箇所:屋上など

下地、およびシートの裏面に接着剤を塗布して貼り付ける工法です。

 

実例画像01|シ−ト防水

   屋上シート防水施工前

 

実例画像02|シ−ト防水

   屋上シート防水施工中

 

実例画像03|シ−ト防水

   屋上シート防水施工後

 

 

最近では、接着剤を用いずアンカーなどで部分的に固定し、
下地と絶縁する工法もあります。
シート自体が比較的温度に左右されないので、
寒冷地に向いているといえます。

伸縮性があるため、下地がALCなどの動く場合に適しております。
重量的には比較的軽く、建物に対する負担を軽減できます。
接着剤を用いない、アンカーによる機械固定工法もあります。

伸びがある。寒冷地、高温地域に適しています。

下地と縁切りされ、故障がほとんど生じません。

加硫ゴムと比較して、耐衝撃性、耐摩耗性に優れ、軽歩行も可能です。
機械固定工法もあります。

軽歩行可能。耐衝撃性、耐摩耗性に優れています。

下地と縁切りされ、故障がほとんど生じません。

ウレタン防水 施工箇所:屋上、通路など

ポリウレタン樹脂を主材とし、2液を混ぜ、コテなどで塗布する工法です。ガラス繊維等で補強することもできます。

実例画像01|ウレタン防水

   ウレタン防水施工後

 

耐摩耗性、耐衝撃性に優れ、軽歩行が可能です。
塗り物ですので、ジョイントが発生せず、美観的に良好で、
ジョイント劣化による漏水もありません。
また、架台や役物の施工も容易です。

美観良好。役物。変形でも 施工容易。シームレス。

下地の湿気を逃がす工法を施します。美観も良好です。

FRP防水 施工箇所:屋上、浴室、ピット、バルコニーなど

不飽和ポリエステル樹脂を用いたガラス繊維で補強し、防水層を形成する塗膜防水工法です。

実例画像01|FRP防水

   屋上FRP防水施工後

 

実例画像02|FRP防水

   屋上FRP防水施工前

 

実例画像03|FRP防水

   屋上FRP防水施工後

 

 

硬い材質のため、雪かきスコップによる傷や鳥害の心配がありません。
アスファルトに比べて重量的に軽く、建物への負担も少なくてすみます。
ジョイントがないので、そこからの漏水の心配もありません。
下地の影響を受けない絶縁工法もあります。
また、樹脂を不飽和ポリエステルからビニルエステルに変えることに
よって、耐酸性、耐アルカリ性を向上させることができるので、
上水や下水のピットにも適した工法です。

耐摩耗性良好。軽量で、シームレスです。

MYルーファー防水 施工箇所:金属屋根、スレート屋根など

水性のアクリルゴム系塗膜防水です。水性なので、引火、中毒、臭気の心配がありません。

実例画像01|MYルーファー防水

  屋上MYルーファー防水施工前

 

実例画像02|MYルーファー防水

  屋上MYルーファー防水施工後

吹き付けなどで塗膜厚を確保することによって、優れた耐久性、
耐候性を持たせます。
また、既存の防水材を撤去しなくても、オーバーレイで
施工できるので、廃棄処理費用を軽減できます。
また、遮熱のトップ・コートを使えば、
夏場の冷房費を軽減することができます。
とくに金属屋根やスレート屋根でその効力を発揮しますが、
スレート屋根では、プライマーがアスベスト基材を固着させ、
強度を復元できます。
飛び火試験にも合格していますので、公共建築物をはじめ、
これからの防水材といえます。

難燃性。臭いがなく、弾力性に富んでいます。シームレスです。

下地の湿気を逃がす工夫を施します。美観も良好です。

スプリマー

大きな特色としては薄膜の塗料材料でありながら表面が9Hに匹敵する強度と柔軟

実例画像01|スプリマー

 温泉浴槽内スプリマー防水施工中

 

実例画像02|スプリマー

 温泉浴槽内スプリマー防水施工後

 

実例画像03|スプリマー

貯水槽外面スプリマー防水施工後

厚膜タイプのものは、立ち上がりが使用困難なのと施工の精度により
仕上がりが大きく左右されますが、このスプリマーは薄膜の為施工
が比較的簡単なのと下地との密着がかなり良好で鉄骨下地でも剥離は
殆どみられません。

 

■大きな特色
(1)長期耐候性があり経年劣化からくる変色など見られません。
(2)耐酸性が良好でかなりの強酸でも劣化しません。
(3)耐熱性が良好で150℃程度まで耐えられます。
(4)シリコン樹脂を使用している為環境ホルモン対応しております。

ストロード

食品工場床、耐クラック性、耐衝撃性を求められる床に従来のエポキシより優れている水系の樹脂がここ数年出てまいりました。

実例画像01|ストロード

  倉庫内ストロード施工前

 

実例画像01|ストロード

  倉庫内ストロード施工後

施工中の臭いの問題にも対応できる塗料材料ですが、
厚膜である為に施工の良し悪しが仕上げに出ます。

 

■大きな特色
(1)従来のエポキシと比較して変成ウレタン樹脂である為に
   伸び率が大きく下地コンクリートのクラックに追従出来ます。
(2)耐薬品性が良好で有機酸、消毒液に強いです。
(3)従来のエポキシ樹脂ですと衝撃が加わると床の破損は必ずあり
   ましたが、この樹脂は変成ウレタンを使用している為、衝撃に
   強く壊れにくいです。
(4)耐熱水性が良好で90℃(常時ではなく)まで耐えられます。